育てているブルーベリーの品種毎の詳細記録

  • Sevenが実際に育ててみての観察データ、および、印象をまとめています。

  • 東海地方の、夏は30℃を超す蒸し暑い気候、冬は0℃を割ることが少ない温暖な気候、で育てた時の特性です。

  • それぞれの評価等はあくまで現時点での印象で、絶対的なものではありません。Sevenの価値観の変遷、および、栽培経験の蓄積により評価は随時変えて行こうと考えています。

Rabbiteye / Ethel

【Ethel : Seven's 観察データ】
開花期
収穫期
1果重(g)
果実長径(mm)
20004/21 〜 5/177/8 〜 8/151.0 〜 2.0 13.1 〜 16.9
20014/12 〜 5/37/5 〜 8/111.6 〜 1.9 15.2 〜 16.3
20034/25 〜 **/**7/10 〜 **/**1.9 〜 2.6 16.5 〜 17.8

【Ethel : 一般情報】
  • Rabbiteye Blueberry
  • 晩生種 / -
  • USDA登録品種。
  • 1944年。ジョージアの野生ブルーベリーからの選抜種。
【Ethel : Seven's Description】
  • 葉は「鈍鋸歯」
  • 葉と樹のイメージは、Tifblueに似る。
  • Tifblueのルーツをみると、Tifblueの親がEthelということで、葉と樹のイメージが Tifblue に似ていることはうなづけます。
  • 実の形と、ブルーム(果粉)の着き方も、Tifblue に似ています。ただし、Tifblueで特徴的なガク痕の大きさ(広い)は、Ethelでは狭い。
  • 実の味も、Tifblue 系のジューシーな味わい。Tifblueの淡白さに比べると味は濃いめ。
  • Tifblue と比較しての弱点は、実の粒ぞろいが悪いこと、成長も Tifblue の方が良いこと。
  • Tifblue と Ethel との選択なら、Tifblue の方が僅差でお薦め。
    ※ 親品種と子品種の比較では、子品種の方が総合的に上回るのが当たり前でしょうね。品種改良して世に送り出したのが子品種なんですから・・・。
  • 実は、雨にあうと裂果し易い。完熟果を雨にあわせると、ほぼ100%裂果してしまう。

花。
縦長の釣鐘状。
ラビットアイ系の花は縦長のものが多いように感じます。ホームベルなどはどちらかというと例外的。

(04/23/00撮影)


蕾。
細長い。

(04/16/00撮影)


花芽。
花芽は丸くコロコロした感じ。

(02/20/00撮影)


やや扁平な綺麗な丸型。
ガク痕はかなり小さいです。
色は明るいブルー。

(07/09/00撮影)


紅葉の始まった株。
我が家の庭では他の品種に比較して遅い紅葉の始まりです。

(12/06/00撮影)