日本ミツバチ


ブルーベリー畑/農園での家畜・家禽の利用について、Sevenの経験をまとめています。

おススメ資材


流量自在調整型ドリッパー

点滴潅水にお薦めのノズルです。
流量がダイアルで簡単に調整できるので、鉢/木のサイズに合わせて潅水量を設定できます。
資材販売コーナーへ
無断での転載・複写等は禁止です。誤りのご指摘、ご意見、ご感想をお待ちしています。頂いた情報などはページ内で使わせて頂くことがあります。もし、掲載をお望みで無い場合はその旨お書き添えください。



リンク用バナーとしてご利用下さい。
(両方ともちくらさんからのプレゼントです。感謝です。)

生活サイクル

日本ミツバチの飼育と群の捕獲のためには、彼らがどんな生活サイクルを持つのかを知っておくと、とても有利になります。

Seven も、いろいろな本に書いてあることを漁り、また、実践でそのことを確認し、それらを意識しておくことの重要性を痛感しています。

以下は、意識しておくとメリットとなる生活サイクルです。



分蜂の時期

サクラが満開となった頃から凡そ1ヵ月間ぐらいが分蜂の時期になります。

状態の良い群(強群)は早期に分蜂し、群の勢いの弱い群は、分蜂時期が遅くなる傾向があります。

自分のところで飼育している群を観察していても、だいたいこの時期に春の分蜂が起きます。

あと、春の分蜂から50日後ぐらいから夏にかけてまた分蜂が起きる群もあります。

!!! なので、日本ミツバチの分蜂群を捕獲しようとする場合、サクラの時期から夏までが、期待できる期間ということになります。



分蜂の回数と期間

一つの群からの分蜂は、1〜4回、通常2回か3回が多いです。

1度目の分蜂では、それまでの女王蜂が巣から出て、新しい営巣場所に行き、
2度目以降の分蜂では、新しく誕生した複数の女王蜂のうち、ケンカに負けた方が巣から出て、他の営巣場所に行く、、
と言われています。
自分のところでの観察でも、これが正しいように感じています。

一方で、女王蜂の羽化までの期間は次のように言われています。

  • 卵が産卵されてから卵の孵化までが約3日。
  • 卵が孵化してから王台にフタ掛けされるまでが約5日。(産卵から8日前後)
  • 王台にフタ掛けされてから羽化までが約7日。(産卵から15日前後)

もちろん、女王蜂となる卵は、それまでの女王蜂が産卵します。

!!! なので、分蜂の起きた群では、その後、約2週間の間に2〜3回の分蜂が起きる可能性があるということになります。
逆に言うと、分蜂の起きた群では、それから2週間経過した以降は絶対に分蜂は起きない(50日経過して以降の新女王蜂の産卵以外は・・・)ということになります。

自分で飼っている群ならば、その期間の間は次の分蜂に注意。
自然群が待ち箱に入った場合は、その後2週間は、同じ場所で捕獲できる可能性が高い。
と考えるとよいかと思います。


右の写真は、分蜂の際、巣から出た働き蜂(多数)と女王蜂(1匹)が、元の巣の付近の1カ所に集合して、蜂球を作っているところです。



雄蜂

日本ミツバチの女王蜂は、群をスタートする時に雄蜂と交尾し、その後は、分蜂以外はずっと巣の中にいて、産卵を続けるようです。

雄蜂との交尾は、日中に、地上数十メートルの上空で行われるようで、その交尾時期に合わせて、雄蜂が羽化して、日本ミツバチの群の中に雄蜂が現れます。

自分のところでの飼育群で見ていると、雄蜂は分蜂が行われる1〜2週間前に現れ、夏頃まで群の中に確認できます。
それ以外の時期は、雄蜂は見かけません。



春、雄蜂の羽化は、雄蜂に特徴的な巣蓋が出ることで確認できます。

判り難いかもしれませんが、右の上の写真の真ん中にある丸い物(中心に赤っぽい穴のある・・・)が雄蜂の巣蓋です。

雄蜂が羽化して外に出ると、このような形の巣蓋が巣箱の下に出ます。
雄蜂の羽化の時期には、この巣蓋が結構沢山出ます。右の下の写真の丸い物が全て雄蜂の巣蓋です。(実際、この群は、この写真を撮った11日後に1回目の分蜂を行っています。)

!!! なので、巣箱の底とか、巣門の外側に、このような巣蓋が出たら、その群で分蜂が起きるまであと1〜2週間ぐらいということになります。


雄蜂のことを書きながら、雄蜂の写真が最後になってしまいましたが、左の写真の赤矢印のものが雄蜂です。

働き蜂とは違って、眼が大きく、胴体は黒く、飛び方はハエのような感じです。



働き蜂

働き蜂は、女王蜂によって卵が産みつけられてから次のような日数で羽化するようです。
  • 卵が産卵されてから卵の孵化までが約3日。
  • 卵が孵化してから羽化までが約16日。(産卵から19日前後)

卵から孵化した幼虫は、花粉を食べて(働き蜂が運んでくる・・・)大きくなり、蛹になり、それが羽化して成虫になります。

!!! なので、群が巣箱に定着してから4日前後ぐらいから、花粉を運び入れる働き蜂が観察できたならば、育児がスタートしたと判断でき、まずは一段落。
その次に群が巣箱に定着してから20日前後ぐらいから、巣箱の中に働き蜂が増え始めたら、群が安定していると判断できます。



働き蜂の産卵

働き蜂は、通常は産卵することはなく、女王蜂のみが産卵します。

しかし、群の中に女王蜂がいなくなってしまうと(何らかの事故などで・・・)、働き蜂が産卵し、その子が育ちます。

働き蜂によって産卵された卵からは、雄蜂が羽化します。

この雄蜂は、上で書いた雄蜂とは異なり、大きさは通常の働き蜂よりも小さく、色は普通の働き蜂を黒っぽくしたような色です。

!!! なので、群が巣箱に定着してから20日前後ぐらいしても、巣箱の中に働き蜂が増えてこずに、黒っぽくて小さめな蜂が目立ち始めたら、群は消滅の方向と判断できます。