2004年、土壌改良材比較実験
各種土壌改良材を使った用土での生育比較実験です。成長の違いを不定期に写真撮影して記録・考察しています。
各項目をクリックすると下にその日の記録などが表示されます。
Report No.2 (7/5)
第一回目レポートから1ヶ月弱が経った状態です。
全体眺めているだけでは有意差無しと思っていたのですが、その裏でびっくり仰天。
全鉢のpHを測定してみたところ、炭化セラミックスを入れた鉢のpHが総じて高かったのです。
でも、成長は同じか、逆に良好だったというのが驚き・・・。
一体どうなっているのか謎です。
昨年の肥料テストでも、pHが高くなってしまった鉢ではクロロシス症状が現れていて、「ブルーベリーは酸性用土を好む」という常識を裏づけていました。
しかし、ここまでの経過を見る限り、その常識に何かのウラがあるように思えてしまいます。
中性〜アルカリ性用土で、ブルーベリーが何故元気に育っているか、そのカギが判ると、また面白い次のステップが見えてくるような気がしています。
P.S.
炭化セラミックス系の土壌改良材をお試し頂いている皆さんへ。
上記のとおり、用土のpHが問題となる可能性がありますので、その点十分ご留意ください。
テスト区 | 鉢No.1 Gulfcoast |
鉢No.2 Bladen |
鉢No.3 Duplin |
鉢No.4 Legacy |
テスト区内平均 |
A区 対照区(ピートモス100%) |
3.9 | 4.2 | 3.6 | 4.3 | 4.0 |
B区 WRCバーク20% |
4,0 | 4.2 | 4.1 | 4.0 | 4.1 |
C区 WRCバーク50% |
4.1 | 4.2 | 4.0 | 4.1 | 4.1 |
D区 WRCバーク100% |
4.1 | 4.7 | 4.9 | 3.7 | 4.4 |
E区 炭化セラミックスS 10%混合 |
8.0 | 7.9 | 8.2 | 8.0 | 8.0 |
F区 炭化セラミックスH 10%混合 |
5.9 | 7.7 | 6.8 | 7.2 | 6.9 |
G区 セラプラスMG 5%混合 |
6.7 | 6.3 | 5.8 | 6.4 | 6.3 |
H区 パワーマグ液 500倍潅注 |
3.8 | 4.1 | 4.5 | 3.7 | 4.0 |
I区 WRCエクストラクト 100倍潅注 |
4,0 | 4.5 | 4.1 | 4.2 | 4.2 |