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アルミ園芸吊りラベル

ボールベンで書くと、文字が消えないアルミ製吊りラベルです。
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2004年、土壌改良材比較実験

各種土壌改良材を使った用土での生育比較実験です。
成長の違いを不定期に写真撮影して記録・考察しています。

はじめに 各テスト区の詳細 Report No.1 (6/10) Report No.2 (7/5) Report No.3 (7/9) Report No.4 (11/7) まとめ

各項目をクリックすると下にその日の記録などが表示されます。


Report No.2 (7/5)

第一回目レポートから1ヶ月弱が経った状態です。

全体眺めているだけでは有意差無しと思っていたのですが、その裏でびっくり仰天。
全鉢のpHを測定してみたところ、炭化セラミックスを入れた鉢のpHが総じて高かったのです。
でも、成長は同じか、逆に良好だったというのが驚き・・・。

一体どうなっているのか謎です。

昨年の肥料テストでも、pHが高くなってしまった鉢ではクロロシス症状が現れていて、「ブルーベリーは酸性用土を好む」という常識を裏づけていました。
しかし、ここまでの経過を見る限り、その常識に何かのウラがあるように思えてしまいます。

中性〜アルカリ性用土で、ブルーベリーが何故元気に育っているか、そのカギが判ると、また面白い次のステップが見えてくるような気がしています。

P.S.
炭化セラミックス系の土壌改良材をお試し頂いている皆さんへ。
上記のとおり、用土のpHが問題となる可能性がありますので、その点十分ご留意ください。


全テスト区 写真

全テスト区 全景

A(対照区)、E(炭化セラミックスS)、G(セラプラスMG)、H(パワーマグ液)、I(WRCエクストラクト)、がやや葉色が濃く感じる程度で、全区ともほぼ違い無しです。


A区
対照区


B区
WRCバーク(その1)


C区
WRCバーク(その2)


D区
WRCバーク(その3)

葉色がやや薄く感じる程度で、成長に差は無しです。


E区
炭化セラミックスS

pH8.0というアルカリ域なのに、何故か成長良好。
葉色も濃くて元気。


F区
炭化セラミックスH

GulfcoastとBladenの苗が小さいのは、植えつけた苗の差なので、他と有意差無しの判断です。


G区
セラプラスMG

これもpH6.9という中性域ながら成長は良好です。


H区
パワーマグ液


I区
WRCエクストラクト



各鉢用土のpH測定結果
テスト区 鉢No.1
Gulfcoast
鉢No.2
Bladen
鉢No.3
Duplin
鉢No.4
Legacy
テスト区内平均
A区
対照区(ピートモス100%)
3.9 4.2 3.6 4.3 4.0
B区
WRCバーク20%
4,0 4.2 4.1 4.0 4.1
C区
WRCバーク50%
4.1 4.2 4.0 4.1 4.1
D区
WRCバーク100%
4.1 4.7 4.9 3.7 4.4
E区
炭化セラミックスS 10%混合
8.0 7.9 8.2 8.0 8.0
F区
炭化セラミックスH 10%混合
5.9 7.7 6.8 7.2 6.9
G区
セラプラスMG 5%混合
6.7 6.3 5.8 6.4 6.3
H区
パワーマグ液 500倍潅注
3.8 4.1 4.5 3.7 4.0
I区
WRCエクストラクト 100倍潅注
4,0 4.5 4.1 4.2 4.2