2003年、肥料/用土比較実験

各種肥料/用土での生育比較実験です。
成長の違いを毎週写真に撮って、記録しました。

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日付をクリックすると下にその日の記録が表示されます。


19週目 (09/28/03)


1. バーク堆肥単用 / Cape Fear

1. バーク堆肥単用 / Pearl River

2. バーク堆肥50% / Cape Fear

2. バーク堆肥50% / Pearl River

3. ブルーベスト / Cape Fear → ×

3. ブルーベスト / Pearl River

4. ボカシ有機 / Cape Fear

4. ボカシ有機 / Pearl River

5. コーティング化成 / Cape Fear

5. コーティング化成 / Pearl River

6. マグアンプ / Cape Fear

6. マグアンプ / Pearl River

7. スペシャル / Cape Fear

7. スペシャル / Pearl River


またまた大きくサボッてしまい、いきなり19週目です。

また、突然ですが、今年できる範囲での傾向はほぼ掴めたと考えますので、今回で、この実験レポートは終了と致します。

まず、前回(8/24)レポート以降の状況ですが、アザミウマとハマキムシの食害が発生し、全体的な調子はイマイチです。
これらの食害は、実験株以外の庭で育てているブルーベリー全体に出ていますので、肥料とか用土による偏りは無いと思っています。
成長度合いについては、およそ以下のとおりとなっています。


テスト区 Cape Fear の鉢 Pearl River の鉢
Test 1.
バーク堆肥単用
Test 2.
バーク堆肥50%
Test 3.
ブルーベスト
-
Test 4.
ボカシ有機
Test 5.
コーティング化成
Test 6.
マグアンプ
Test 7.
スペシャル

◎:成長良好
○:成長まずまず
△:成長停滞

また、9週目(7/21)のレポートで報告したクロロシスは、収束しています。
前回からお約束していた 各鉢のpH再チェックの結果は以下のとおりです。

テスト区 Cape Fear の鉢 Pearl River の鉢
Test 1.
バーク堆肥単用
pH 5.6 pH 5.9
Test 2.
バーク堆肥50%
pH 5.9 pH 6.0
Test 3.
ブルーベスト
- pH 5.6
Test 4.
ボカシ有機
pH 6.0 pH 6.4
Test 5.
コーティング化成
pH 5.0 pH 5.3
Test 6.
マグアンプ
pH 5.7 pH 5.6
Test 7.
スペシャル
pH 3.6 pH 3.5

成長度合いとpH再チェックの結果を見ての感想は以下のとおりです。

  • Test1, Test2, Test3 の区の成長がイマイチなのは、やはり窒素含有量が他の区より少ないことに起因しているのではないかとの感触を強く持っています。

  • pHについては、pH6.0以下になっていれば、ほぼ成長は良好(今回テスト対象の種類にだけ言えることかもしれませんが・・・)。

  • 逆に低すぎるpHについては良く判らないところ。pH3.5前後のTest7 の成長はイマイチですが、Test1, Test2, Test3 との有意差が殆ど無い。

  • 鉢土のpHについては、前回測定(7/21)に比べると、Test5 と Test6 は下降したが、その他は上昇。この要因が何かは不明。

以上、19週目の状況をまとめましたが、観察全体を通じての発見・感想・考察などは、別途まとめページを起こして報告したいと思います。