ピートモス

ブルーベリー栽培に便利なピートモスです。
ピートモスは水ゴケが腐植したもので、カナダ、北ヨーロッパ、サハリン、北海道、などが産地となっています。ブルーベリー栽培には、酸度が調整されていないもの(酸性のままのもの)を用います。
一般的に販売されている未調整のピートモスはその殆どが輸入物のようです。

以下は、Sevenが手にしたことのあるピートモスの感想です。

銘柄/産地 育成用 挿木用 備考
(A) Floratorf
/ ドイツ産
鉢植え用、挿木用ともに使い勝手良好ですが、やや高価。
(B) MAIN LAND
/ カナダ産
ドイツ産 Floratorf よりもやや細かい。鉢植え用、挿木用ともに使い勝手良好です。
(C) MAIN River
/ カナダ産
(B)の MAIN LAND とほぼ同品質。
(D) 北海道産ピートモス
(短繊維/細粉 & 長繊維ミックス)
挿し木には、穂木との密着の関係から、どうかなというところ。
(E) 北海道産ピートモス
(短繊維/細粉)
細かいことに加えて、未熟な感じがするため、Seven的には△です。
(F) MITSULEVKA ANIVA SAKHALIN ?
/ サハリン産
未熟な木の皮とか枝の破片が混じるため、挿し木には不向きな感じです。
(G) ROCKY MOUNTAIN
/ カナダ産
水苔の形がしっかりと残っているため、挿し木には不向きな感じです。


(A) Floratorf / ドイツ産


ドイツ産のピートモスです。圧縮されてパッケージされており、ばらすと250リットルの容量になります。pH3.5 でピートモスの繊維は(B)のカナダ産に比較すると幾分粗目です。

(B) MAIN LAND / カナダ産


カナダ産のピートモスです。6キュービック(170リットル)のパッケージで、ばらすと2倍量の340リットルになります。pHは3.8〜4.0程度のようです。ピートモスの繊維は(A)のドイツ産に比較すると細かいです。ピートモスの繊維は細かい方が一般的には良質とされているようです。

(C) Main River / カナダ産


カナダ産のピートモスです。6キュービック(170リットル)のパッケージで、ばらすと2倍量の340リットルになります。ピートモスの品質は(B)のMAIN LAND とほぼ同等です。 (ピートモス写真の色の違いは、写真撮影の違いで、実際は一緒です。)

(D) 北海道産 ピートモス (短繊維/細粉 & 長繊維ミックス)


北海道産のピートモスです。(D)の短繊維/細粉タイプと長繊維タイプをミックスしたもので、50リットルのパッケージです。
pH は 4.5〜4.8 の間のようです。

(E) 北海道産 ピートモス (短繊維/細粉)


北海道産のピートモスです。短繊維/細粉タイプで、50リットルのパッケージです。
メーカさん(高橋ピートモス工業さん)の成分表示での pH は 4.5 となっています。
(B)のカナダ産ピートモスと細かさはほぼ一緒です。ただし、こちらの方が乾燥度合いがあまいようで、色が黒っぽく、やや重めに感じます。

今年(2002年)、挿し木に使ってみましたが、いまひとつ使い勝手がよくないです。
カナダ産とかドイツ産のピートモスに比較すると、腐食の度合いが浅いように感じます。
十分に腐食していない繊維物が含まれるため、挿し木の切り口との密着度が低く、水切れで挿し木が失敗する確立が高いように感じました。
カナダ産、ドイツ産のピートモスでは、十分水を含ませて手で握ると柔らかいスポンジのような感触ですが、このピートモスはザクザクした感触です。

この感想は、短期で試してみての感想で、かつ、製造ロットによっての品質バラツキによるものかもしれませんので、あくまで参考ということで見てください。


(F) MITSULEVKA ANIVA SAKHALIN ? / サハリン産


サハリン産のピートモスです。6キュービック(170リットル)のパッケージです。圧縮度はカナダ産の(B)(C)よりも低い感じを受けます。
ピートモスの品質は、(B)(C)のカナダ産に未熟な木の皮とか枝の破片が混じった感じです。
苗木の育成には、カナダ産よりも水はけが良さそうです。

(G) ROCKY MOUNTAIN / カナダ産


カナダ産のピートモスです。6キュービック(170リットル)のパッケージで、ばらすと2倍量の340リットルになります。ピートモスの品質は(B)(C)のカナダ産よりも粗目です。水苔の形がしっかりと残っている感じです。