ポット
鉢植えでブルーベリーを育てる時の「鉢」についての紹介です。これがBsetという鉢は見つかっていませんが、参考までにSevenが試してみた鉢の使用感を記します。
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プラスチック・ポット(スリット穴タイプ)
「水はけが良いこと」は特に良い点で、ピートモス100%の用土で、なおかつ、底に大粒の石などを入れなくても良好な水はけが得られます。 「安いこと」は、鉢自体の値段が安いこともさることながら、底穴がスリット状で大きく開口していないので穴をふさぐ網などを使う必要が無いこと、また、水はけが良いので底に石などを入れなくても良いことで全体的なコストが低く抑えられるのが良いです。このポットを使うと、栽培用の主用土以外のものは不用と思います。 最後の「軽いこと」については、プラ鉢の中でも特に薄く軽く作られていて扱い易いです。 なお、使っていて気になる点は、夏に鉢土の温度が上昇し易いことです。駄温鉢では側面からの水の蒸発により幾分温度が低くなるようですが、このようなプラ鉢では中が蒸される一方で、かなり温度が上昇します。ブルーベリーは冷涼な気候を好みますので、この点は少々心配なところです。 総括すると、コストが安く抑えられ、扱いも手軽なんで、数十本以上の鉢植えを楽しむ向きにはお薦めかと思います。 |
駄温鉢(通常タイプ)
写真の駄温鉢は側面に飾り模様が入ってますが、通常の駄温鉢と素材などは一緒です。比較的安価でブルーベリーの栽培にも良いので一番のお気に入りです。しかし、私 Seven の庭では鉢植えが100鉢を超えており、コストと取り扱いの面から上のプラ鉢で妥協しています。 |
素焼き鉢
素焼き鉢は上薬無しで焼かれています。上薬によって側面の気孔が塞がれることが全くないため、側面からの水分蒸発と通気が飛躍的に良くなっています。通常の駄温鉢は茶色をしていますが、このタイプは白みがかった色をしています。また、駄温鉢に比較して軽いです。 |
!! 「駄温鉢」と「素焼き鉢」 (余談)
両者を完全に取り違えていました。一般的に「素焼き鉢」と呼んで済ませているものの本当の名前は「駄温鉢」だそうです。
HPを見てくださった方からのご指摘で判明しました。無知というのは怖いもんです。
しかし、一般的に「素焼き鉢」として売られているものの本当の名前が「駄温鉢」で、また、一般的でないものの本当の名前が「素焼き鉢」というのは少々混乱しますね。 Sevenも混乱させられてしまった口ですが・・・。(06/07/02 記) |