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我が家のブルーベリー品種疑惑 (04/05/00)

販売されているブルーベリーの苗の中に表示の品種と違うものが紛れ込んでいることがあるというお話です。疑ってばかりでも困りますが、確実な品種を入手されたいと思われる方は要注意です。

我が家のブルーベリーにも魔の手が・・・
最近になって、Sevenが育てている品種の中に買った時の品種名表示が間違っていたのではないかと思われる株があることに気付きました。というより、気付かされました、と言った方が正確。
きっかけは読者の方からのご指摘で、その観点でよく観察してみると確かにおかしいかもしれないとの疑惑がふつふつとわいてきた次第です。その上、よく観察してみると、指摘以外の品種にもおかしいと思われる株がいくつも出てきました。今までその手の噂は聞いていたものの、きちんと品種名表示がされた苗を購入してきた自分としては無縁の話と聞き流していました。指摘を受けて、育てている株を冷静に見てドッキリです。
まだ、本当に品種名表示が違っていたのかどうかは確定できていませんが、品種の見分けが極めて困難なブルーベリーではとても困った問題です。かなりのブルーベリー達人でもない限り購入時点での見分けは困難ですし、買ってしまった後のクレームも品種の同定ができない状態では無理との気がします。いったい、どうしたら良いのやら・・・。

疑惑のはじまり
ところで、何故品種名表示が違っていたのではと思うのかと言うと、ハイブッシュ系品種とラビットアイ系品種を何種類か同一環境で育てていると、明らかに系統ごとの違いが見えてきます。手持ちの株をチェックしたところ、ハイブッシュ系品種の表示で売られていた苗を育てたものが、ラビットアイとしか思えない特質を見せているのです。
本当は、どこかに写真とか特徴とかのリファレンスがあって、それと比較して品種の特定ができれば良いのですが、そんなリファレンスは見かけません。 また、リファレンスがあったとしても、育てている環境とか、幼木か成木か、また、管理方法(肥料、水やり、用土、など)で示す特質も違ってくるものと思え、それを乗り越えてきちんとした品種比較をしようとすると、少なくとも数年は同じ環境で育てながら比較することが必要と思います。それからもう一つ、個体差というものもあるでしょうから、精密にやるとすると問題の木を挿し木して複数のサンプルを作り、それらを1グループとして他品種のグループと比較するなどのことも必要になると思います。とても現実的とは言えないレベルになってしまいます。
こんなことが無いためには、きちんと品種が管理され、販売ルートでの取り違いも全く無いことが保証されていれば良いのでしょうが、ブルーベリーの正確な情報が世の中にあまり流布していない現状では難しいのでしょうか。

ブルーベリー販売の状況
ブルーベリー苗は、最近では園芸店でも良く見かけるようになり、2〜3年前のレアな状況からは変化しつつあります。それに伴い、品種名の表示も2〜3年前では殆どが品種名表示なしの「ブルーベリー」だけだったのが、ある程度品種名表示が浸透してきています。しかし、販売店レベルでブルーベリーを判って売っているかと言うと、はなはだ疑問です。
例えば、昨年末に寄った園芸店では、きちんと品種名表示をしたブルーベリーを10品種以上も揃えていたのですが、ハイブッシュ系とラビットアイ系については大混乱してました。たまたまそのお店ではラビットアイ系の苗に高値のものが多かったのですが、その説明として「ラビットアイ系は1本でも結実するから値段が高いんです。2本揃えなければならないハイブッシュは格安でお分けしています。」と言われていました。これを聞いた人の良さそうな中年ご夫婦がラビットアイを1本買い求めようとされており、こちらはお店の人の前で口は出せないし、とても困ってしまいました。
まあ、これは極端な例としても、数年前よりは随分と改善されてきたものの、しっかりとした販売がされてないのがブルーベリー苗の現状と思います。ブルーベリーの人気が出てきているので、もう少しなんとかして欲しいものです。

ハズレ苗をつかんだ時の対処は・・・
ということで、もしも取り違いがあったのではとの疑いを持った場合でも、買ったお店にクレームしても話にならないのではないかと想像します。これは、買ったお店が良心的かどうかという問題以前に、お店としても品種の見分けがつかないんで仕方ないことと思います。
「じゃぁどうするんだ!?」となりますが、ここはブルーベリー趣味人として大きく構えるのが良いのじゃないかと今回の疑惑発生を機に考えた末思いました。
疑わしいブルーベリーを入手した場合は、良質の推理小説をゲットしたものと思い、じっくりと楽しんでしまいましょう。環境の違いにより他種のフリをしているだけなのか? 本当に他種なのか? とりあえず格安の同品種の苗を他から手配して、それらを比較しながら育てて別品種であるかどうかを確認する。もし別品種であることが判ったら、その次のステップとしては品種の最終的な同定。これは極めて難しいかもしれませんが、これと思う品種の確かな(と思われる?)苗を入手して比較を進める。違ってたら、また別の品種でトライ。
ブルーベリーの品種間の差異は非常に微妙と思えるので、尽きない楽しみが生まれることでしょう。

ちょっと他人事の突き放し口調(文調?)になりましたが、要するにあまり深刻に考えずに、楽しみに転換しましょうということ。
Sevenのホームページでの「我が家のブルーベリー 〜 栽培品種」の項でも、ざっくばらんに品種の疑い〜推理〜同定の過程を示していきたいと思いますので、皆さんも一緒に楽しんでください。(でも、そんな話題には行き当たらない方が、ホントのところSevenとしてはありがたいのですが・・・。)

最後に追記
この手の話では「どこの業者さんから買った苗がヤバそうなのか?」という話に展開しがちですが、実際に間違っているのかも短日では確定できないし、間違っていたとしても流通過程のどこででも取り違いが入り込む余地はあるワケで、末端業者さんを疑惑のレベルで槍玉にあげても仕方ないと思いますので、その方向の話は無しとすることにします。