家庭でのブルーベリーの育て方


一般家庭での数本の地植え栽培、また、鉢植え栽培についてまとめています。

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病気

Blueberryの病気
他の果樹に比較するとあまり病気による害は深刻ではないです。発生しても病気が蔓延し次々に株が枯死するようなことはないようです。
ブルーベリーの病気は、他の要因(栄養障害、虫害、など)で株が弱ったことが引き金となり発生することが殆どのようで、まずは健康に育てることが一番の防御策と思えます。
以下は我が家で発生した病気と思える症例です。

枝枯れ病(stem canker)
写真は無いですが、今年(2000年)の夏にそれらしき症状で50cmほどに育った株を枯らしてしまいました。
我が家の株の症状は、主軸枝の基部をイモムシ(名前不明)にかじられ、そこから枯れが株全体に広がり、最後には株が枯死してしまいました。最初にかじられた部分は、木化した樹皮が削りとられ、2mmほど凹んだ状態になっていました。その時点で気付いてイモムシは退治したのですが、そこから枯れが株全体に回ってしまいました。
枝枯れ病の病原菌は主に枝の切り口や傷口から侵入するということで、枝の表面が乾いて茶褐色になって枯れ、進行すると株全体が枯れるようです。


炭そ病
健康な株では発生したことはありませんが、コガネムシの幼虫の食害に遭った株で、葉焼けの激しい葉に発生が見られます。

???


葉(特に柔らかい新葉)に小さな黒点が現れ、進むと葉の縁に沿って褐色の病巣が広がります。
茎の場合には、初期は葉と同様に黒点が現れ、進むと写真のように枝の表面がコルク状になります。
晩夏〜秋に発生が見られます。
この症状は葉とか枝の組織内部に病原菌が入りこみ発生するようですが、日本国内の文献ではブルーベリーの病気に関する記載が殆ど無いため、病名などは判りません。殺菌剤で対処する場合は浸透性の殺菌剤でないと効果がないようです。浸透性でない殺菌剤では内部組織に入り込んだ病原菌は殺せないそうです。