ブルーベリー日記


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2000年9月版 〜 ブルーベリー日記

09/22/00

コガネムシの幼虫にトップハットとフロリダがやられてしまいました。フロリダは特に被害がひどく、根がほとんど無い状態まで食害を受けてました。それぞれ大切に育ててたんでショックです。なんとか回復してくれないかと祈っています。
右の写真は用土の中で発見したコガネムシの幼虫です。判り難いですが、中央の白く写っているのがそれです。

トップハットの方は、夏の猛暑の頃からどうも調子がおかしく、新芽の展開が見られず、葉の色も全体的に黄色っぽい状態でした。でも、トップハットを育てるのは全く初めてで、ハイブッシュよりも冷涼な気候に自生するローブッシュ系の血が濃い品種ということで、夏バテなのかと思ってました。それがいけなかったです。涼しくなってきて周りの株が秋の成長を始めたのに、依然ダンマリ状態のトップハットに疑問を感じて、昨日鉢から抜いてみたところ根が無い。根が張った跡はあるのですが、いずっれも茶色に変色した根で、元気に成長している白い根が見られません。鉢土をちょっと崩しかかると、ドサっと大きく崩れてコガネムシの幼虫が出てきました。幼虫の大きさは2cmほど。根はかなりボロボロの状態で、株元に10cm径ぐらいのかたまりが残る程度まで食害が進んでました。とりあえず、新しい鉢に植え換えましたが、回復してくれるか非常に心配です。

もう一方のフロリダは、やはり夏頃から元気を無くし、80cmほどに伸びていたサッカーも成長を停止し、ダンマリの状態に入ってました。そして、最近は枝の基の方の葉から真っ赤に葉焼けが始まり不審に思ってました。トップハット同様に昨日鉢から抜いてみると、こちらはもうボロボロ。鉢土はどんどん崩れて、休眠枝挿しの挿し穂の跡そのままが露出するほどまで食害が進んでいました。そして、かなり株の基に近い部分の土中に2cmほどのコガネムシの幼虫を発見。こちらの方もとりあえず、新しい鉢に植えましたが、助かる見込みは薄そうです。

コガネムシの幼虫による食害をハッキリと確認したのは、今回が初めてですが、コガネムシの怖さを痛感しました。症状を早く見極めて、適切な処置をしないと、大切なブルーベリーが枯れてしまいます。影響が大きいだけに、おかしいと思ったら薬剤散布も仕方ないのかと思い始めています。ただ、使う薬剤をどれにするかが、大きな問題です。ブルーベリーは薬剤散布に弱い傾向があるので、薬剤の選択は慎重にすすめなければと思っています。


09/04/00

9月に入りやっと涼しさが出てきて、日中にも畑仕事ができるようになりました。畑では早生のクリが収穫開始しました。
ブルーベリーも一部に来年の花芽が認められるようになり、野生種という振れ込みのブルーポイントとリンダブルーでは写真のように顕著な花芽を形成してます。ちょっと早すぎるような気もしますが・・・。


一部のブルーベリーに出ている病気と思える症状(病気の項で紹介している黒点病 ??? / 黒星病 ????のパターン)は、縮れた葉の先端から元気な芽が伸び始めました。
しかし、伸び始めた直後にアブラムシが発生し、結局また斑点が出てしまいました。この斑点はアブラムシによる食害のためですが、病気と思っていたモノとも似ていて混迷してます。
黒点病 ??? / 黒星病 ????のパターンのモノではアブラムシはいなかったハズで、何らかの病気と思ってますが、ブルーベリーの葉の斑点症状はアブラムシによる害とか葉焼けでも現れるようで難しいです。
もう一つ、実生苗の方は大きさは相変わらず7cm前後ですが、サッカーを伸ばしてきて2本立ちになりました。これらの株には虫害を恐れてオルトランを撒きましたが、薬害は無いようです。
なお、この株は6月の頭にブルーポイントの鉢の中で見つけて鉢上げしたものです。
7月に収穫した実から種をとって撒いたものは、ピートモスの上に緑色の極小の双葉を今週見つけましたが、それがブルーベリーなのか雑草なのか今のところ不明です。