ブルーベリー日記


2007年10月以降の記録はブログでどうぞ。ブログの「ブルーベリー」のカテゴリで見てください。

おススメ資材


アルミ園芸吊りラベル

ボールベンで書くと、文字が消えないアルミ製吊りラベルです。
文字がアルミに刻印されますので、文字が消えず、品種の取り違いが防げます。
資材販売コーナーへ
無断での転載・複写等は禁止です。誤りのご指摘、ご意見、ご感想をお待ちしています。頂いた情報などはページ内で使わせて頂くことがあります。もし、掲載をお望みで無い場合はその旨お書き添えください。



リンク用バナーとしてご利用下さい。
(両方ともちくらさんからのプレゼントです。感謝です。)

2007年4月版 〜 ブルーベリー日記

04/23/07


ハイブッシュ、サザンハイブッシュが満開です。
白い花と、緑の新芽と、飛び交うハチで、春満喫。

今年もマルハナバチがきてくれています。
ロート状の吸蜜用の舌を伸ばして飛ぶ姿を捉えることにやっと成功しました。

我が家の住人(たぶん)のニホンミツバチも働いてくれています。

巣箱近くのホームベルには、沢山のニホンミツバチが来ています。

こちらはセイヨウミツバチ。
すぐ近くに我が家のニホンミツバチの巣箱があるにも関わらず、畑に訪れるミツバチのメインはセイヨウミツバチです。
(花は Sunshine Blue)
ブルーベリーの花が満開ピークです。

2月の暖かさ、3月の寒さで、早く咲く品種(Mistyなど)は、花の一部が縮れてしまうという問題が出ましたが、全体から見るとダメージは小さく、満開の花が目を楽しませてくれています。

毎年のことなのですが、年々樹が大きく育ち、増えていく花に、またやる気が湧いてきます。
写真は、B.B.Labo. ですが、B.B.Village の方も早くこのような景色を展開させたいものです。

あと、我が家の住人のニホンミツバチが、今シーズンから受粉に参加してくれているのも、嬉しいポイントです。
自分のところのハチが、花から花に飛び、受粉をして、かつ、蜜を集めてくれる風景は、とてもいいものです。
自分で育てたブルーベリーの蜜が入ったはちみつが楽しみです。

ところで、4月10日の日記で報告したニホンミツバチの巣別れ(分蜂)ですが、その後2回あり(最後は今日)、それぞれ分蜂群を無事キャッチしました。
4月10日に第1分蜂、4月19日に第2分蜂、4月23日に第3分蜂、で、それぞれの分蜂群を新しい巣箱に収めましたので、元の群を入れて全体 4群となりました。
この2週間ほどで、1群 から 4群に増えたのはとてもラッキーなことですが、B.B.Labo. と B.B.Village の受粉とハチミツ集めに、群数をまだまだ増やしたいと思っています。



04/10/07


昼前に分蜂開始。
蜂が巣箱からなだれ出てきました。
周囲は、飛び交う蜂で一杯。

敷地内のクリの木の傾いた幹に集結開始。
空一面、蜂で一杯です。


分蜂開始から1時間ほどで、飛び交う蜂が少なくなり、丸い蜂球が作られました。


設置していた待ち箱には、数十匹の探索蜂が出入りするものの、本体は蜂球を作ったまま。
待つこと3時間あまりで、自主移動を待ちきれず、蜂球を待ち箱に強制収容。
うまく女王蜂を収容できたようで、残りの蜂達も次々に箱の中へ。

蜂の巣別れ(分蜂)を初体験しました。

ちょうど1週間前の日記で、「時期に入りますので、分蜂群をキャッチして、ニホンミツバチの数を増やしたいと意欲を燃やしています。」と書いていましたが、本日、飼っている群が突然に分蜂を開始し、その分蜂群のキャッチに成功しました。
夢にまで見た分蜂群の初キャッチに、興奮覚めやらぬ状況です。

分蜂は昼前にスタート。
飛び交う蜂の羽音に気付いて巣箱を見ると、見たこともないほどの量の蜂がなだれ出てきていました。
この時点で分蜂と判断し、ニホンミツバチの師匠に緊急連絡して指示を仰ぎ、その後は分蜂群のキャッチのためにアタフタでした。

とりあえず、夕方までには、準備していた新居に入居して頂くことに成功し、明日からの定着を期待できる状況になりました。

分蜂群がちゃんと定着して巣作りを始めてくれるかどうかはまだ判りませんが、今日のところは守備上々で、バンザ〜〜イです。

ところで、蜂の分蜂は、映像で見たり、本で読んだりはしていましたが、実際に体験するのは初めてで、自然の偉大さ・驚異に感嘆しました。
空一面に蜂が飛び交う姿、それが小一時間で一箇所に集結する様、また、その軍団が女王蜂を追って次々に新居に入って行く姿、それぞれ自然の大ドラマを見ているようで、すごく良い体験をさせて貰いました。



04/03/07


切り取ったニホンミツバチの巣です。
黒みがかった蜂蜜がずっしりと重く入っています。
味は、まろやかで、濃い味にもかかわらず、あとくちはサッパリ、で美味しいです。
今までは、セイヨウミツバチの蜂蜜しか食べたことがなかったので、この味に感動しています。

3月初め頃まで暖かさが続いていましたが、その後は、寒い日が多くなり、今春の天候は不順です。
ブルーベリーの開花も、4月に入ったというのに、チラホラ程度で、畑を見渡してもまだまだ開花シーズンとはとても言えない状況です。
例年、3月20日頃には開花し始める Misty なども、まだ開花に至っていません。
この開花の遅れが、低温要求時間の不足によるものか、3月に入ってからの寒さのせいなのか、判らないのですが、ブルーベリーの開花時期が大きく狂っていることは確かです。

過去の経験では、暖冬、寒さなど、異常年と思える年はありましたが、結果的にはブルーベリーの開花時期がこれほど狂ったことはありませんでした。
しかし、今年については、本当に異常で、今後は、早く例年どおりの暖かさに戻り、大きな寒の戻りが無い事を祈ります。

ところで、こちらも3月初め頃までの暖かさのせいか、昨秋から飼いはじめたニホンミツバチの巣が思った以上に大きくなり、思い切ってこの時期に採蜜しました。

まだ蜜を分離していないので、正確には判りませんが、3Kg 以上はあるようです。
ブルーベリーの花の蜜は全体からみるとほんの僅かになるとは思いますが、ブルーベリーの受粉に働いてもらい、かつ、蜜も美味しく味わえるという一石二鳥は、やはりいいですね。

これからは、蜂の巣別れ(分蜂)時期に入りますので、分蜂群をキャッチして、ニホンミツバチの数を増やしたいと意欲を燃やしています。